【コラム】高齢者と薬について。

こんにちは(°∇° )暑い日が続きますが、皆さん熱中症には十分注意してくださいね〜!

室内で熱中症になる方も少なく無いようなので、身内にご高齢の方や子どもさんがいる方は特に注意してください! 乳児に塩水はダメですよ。。。

今回は僕が今のアルバイトで経験したことやその経験を通じて感じたことをつらつらと書いていこうと思います。 とりとめのない内容になるかもしれませんがご容赦を〜|( ̄3 ̄)|




老人ホームでアルバイトをして最初の頃は、体調が悪くなったり、転倒したりしたときの判断に戸惑うことはありましたが、幸い前職が小児科だったのである程度アセスメントは出来ました。小児科もインアウトはじめ全身を見ますからねー。よく転倒もあるし。。

ただ、一番びっくりしたのは何と言っても内服薬の量!!

入院していない人でもこんなにたくさん飲むんだ〜…と驚愕しました(´⊙ω⊙`) しかも僕がいた小児科では見ないような薬が多くて覚えるのが大変でしたが、だいたいみんな飲んでる薬は同じだったので、少し勉強したら覚えられました。(糖尿病の薬、高血圧の薬、高脂血症の薬、心不全のための利尿剤、便秘の薬、睡眠薬、精神安定剤、って感じです)

また、入居者さんの様子をじっと見てみると、元気な方とそうでない方がはっきりと分かれているな、と思いました。

僕は夜専なので、基本体調を崩したり、看護師が対応する必要がある方(医療処置があったり、介護士さんの食事介助では少し不安な方など)しか深く関わらないのですが、いつもだいたい決まった人ばっかりなのです!

僕が勤めている老人ホームは比較的富裕層をターゲットにしている老人ホームなので、生活水準に大きな差はないかな、と。若い頃の食生活や運動習慣はわかりませんが、生活スタイルに大きな差はなさそうなのに、どうしてこんなに違うのだろう…と。若い方ほど元気、というわけでもありません。

で、いろいろ観察してみて気づいたこと。元気で健康な人の共通点。 それは「内服薬が少ない」 ということです。 健康じゃないから薬をたくさん飲まざるを得ないのは当たり前では…と思った方もおられるかもしれません。でも、元気な方はちょっとくらいの便秘では「薬はいいわ」といって、ちょっと運動を増やしたり、水分を多くとったり、ご自身でしています。すぐに薬を飲みたがる方もいますが、そういう方は普段の定時薬も多い方です




内服薬を5錠以上定時で内服している人は転倒リスクが高いという研究報告もあり、日本老年医学会のガイドラインにも記載されています。(詳しくはこちらのウェブページをご覧ください)

このガイドラインには、薬物有害事象(薬物アレルギーや効果が強く出すぎること、血中濃度の上昇による臓器障害など)は6種類以上で有意に増加し、転倒は5種類以上で有意に増加することが明記されています。

これらのガイドラインはじめ、近年では高齢者のポリファーマシー(過剰内服)を問題視する声もあがってきていますし、薬に頼る医療はますます流行らなくなってきているな、と臨床感覚で感じます。

元気のためには不必要な薬はなるべく飲まない!そのためにはやはり基本的な食事や運動などを見直して病気になりにくい生活習慣を身につけることがとても大切ですo(・x・)/

また、医療の細分化によって、通院でも高血圧の薬は循環器科、糖尿病の薬は内分泌科、不眠の薬は精神科…といったように、違う医療機関で色々な薬を処方されて結果的に薬の種類が増えてしまう、なんてこともあるので、アナムネのときに薬の種類や処方された経緯も情報収集しておくことが看護師として重要です。ときには何年も前にはじめた安定剤をきちんと評価せず惰性で飲み続けている、なんてこともあります。

なんでもかんでも処方する医師に「ちょっと待った!」と言える看護師が少しずつ増えると良いですね(^^)


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