大学院生になって感じること その2 〜わずかな安堵と暗闇トンネル〜
こんにちは(^ω^ )
東京は連日真夏日で、梅雨がどこかに行ってしまったようです(´ε`;)
(*写真はある日の中野駅北口からの黄昏空です)
九州地方では、連日の豪雨で大変な被害に遭われていると報道で見て、心配しております。
雨が過ぎれば暑い日々が訪れると思います。避難されている方、捜索や復興にあたっている方、体調管理には注意していただきたいと思います。また、ご自身も被災されているにもかかわらず、現地での医療に従事している方々は本当に尊敬します。と同時に、ご自身の心身もご自愛くださればと思います。
さて、今回は「大学院生になって感じること」第2弾を書いていこうと思います。大学院生の生活について振り返って書いていますので、看護系大学院への進学を考えている人への参考になったり、現在在学中の人と経験を共有できれば、と思っております(°∀° )
前回は、ナースマンだった生活からの変化、怒涛の前期について書きました(第1弾もご覧下さい☆)。今回はその続きについて書いていきます(・∀・)
安堵とわずかな期待の8月
前期での授業も終わり、大学院での単位の大部分を取り終えて、辛かった日々から解放された(かに思えた)ので、とにかく嬉しかったのを覚えています。
それと同時に、自由な時間も増えました。看護師として働いていた時にはできなかったことにも挑戦したかったので、アルバイトも看護師の臨床経験を積めるところで始めました。
こうしたブログでの発信も以前のブログで始めたり、セミナーや勉強会にも出席したりしました。
この点も、大学院生としての醍醐味かもしれません。自由に使える時間は増えるので、モチベーションとお金!さえあれば、いろいろなことに挑戦できます!
研究室でも、自分が主となる研究チームが発足したり、学位論文の研究に入り込むことができたりと、いよいよ研究者としてのスタートを切れた気がして、期待が膨らんだ、そんな時期でした。
手探りで進み、暗闇トンネルに入り始めた9月
学位論文の研究のため、とにかく沢山の論文を読み込んだ9月。
入学した時のテーマは、論文を読み込んで得たテーマというより、臨床経験から得たテーマだったので、どこまで研究がされているのか、どういったデザインで行われているのかなどを調べていませんでした。
文献を読み込むうちに、どうも自分のやりたい研究はすでにやられていることが判明し…(´ε`;)
しかもテーマそのものがかなり!やり尽くされており、研究としての新規性を出すのが難しいことがわかり…(´Д`;;)
ゼミでは「違う角度(要するに違うテーマ)での研究するべき」との指摘を受け…(;ω;)
かなり落ち込み精神的に苦しかったです。。。
が、先輩にそのことを相談したら
「やっと暗闇にはいったね。これからがスタートだよ(^ω^ )」と
満面の笑みで言われて少しスッキリしました( ;∀;)
もがき始めた10月
テーマ変更を余儀なくされ、ある意味途方に暮れていたので、とにかく近いテーマの文献を読み込むことにしました。
今もあまり苦しさは変わっていませんが、テーマ周辺の広い知識を得られたのは、こうしたテーマ探しの旅に出て、いろいろもがき始めてからだと感じています。
9月末に先輩に言われたことが、いまこうして振り返ってみるとすごく大きなことだったなあ、と思います。
このころから、看護領域だけでなく、経営学や組織論などの文献を読み始めました。
今の自分にも戒めとして言いたいことですが、こうしたテーマ探しの旅に出ることで、周辺領域の知識が深まり、研究者としての深みが増すのかな〜と思っています。
すぐにテーマが決まってサクサク研究が進められたら最高ですが、そんなことはまずあり得ないですし、それに行き着くまでの過程が大学院生としての大きな成長過程なのかな、とも思っています。
苦しいですが。。
次回は後期について書いていこうと思います。
聞きたいことやご意見等ありましたらコメントフォームからお願いします(^ω^ )
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