2021.5.14 ワクチンは無駄にしないのが最優先

可能な限り毎日日記を続けたかったのですが、ここ数日間があいてしまいました。
昨日、某自治体の長が新型コロナウイルス感染症の余ったワクチンを自身や自治体職員に接種していた、と報道がありました。
まるで問い詰めるかのような記者の質疑。先日余ったワクチンを破棄していた自治体も問い詰めていたのでは?と、平然とダブルスタンダードで報道するのはいかがなものかと思います。
ワクチンは長期間の保存が困難なので、キャンセルが出たら接種可能な人に打ってしまって良いと個人的には思います。日本人は効率性よりも、おかしな公平性を重視する傾向にありますが、この歪んだ価値観によって全体の生産性や幸福が抑圧されていることを自覚すべきですね。特に今回のワクチンは、全員に行き渡らないということは無く、待っていれば全員接種できるのですから。
また、「2回目接種の人が感染!」などという報道もありますが、一体何を伝えたいのかがわかりません。そもそもこのワクチンは、症状発現の抑制に有効性が認められているのであって、感染しないためのワクチンではありません。ワクチンの科学的有効性(エビデンス)に対する不信感を誘導しているように思えてなりません。
報道とは民衆の代弁者としての役割もあるのでしょうが、客観性や公正性という役割も持っているはずです。この点は科学と同じ価値観であると信じているので、ぜひとも足並みを揃えていただきたいものです。

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