ぼくの大学院受験シリーズ ~受験勉強:英語編2~
6月に入り、関東もいよいよ梅雨入りとなりました。ジメジメして嬉しくない季節ですよね。。
さて、前回「ぼくの大学院受験シリーズ ~受験勉強:英語編~」で、大学院受験の英語では”読解力”の大切さについて書きました。(こちらもぜひご覧ください)
今回はもう少し詳しく、僕がやっていた勉強法について紹介したいと思います。
とにかく毎日英語に触れる
意外と難しいんですが、英語が苦手…という人にとってはこれが一番上達への効果的な方法です!
僕も3交替勤務をしながらの受験勉強だったので、まとまった時間をとるのが難しかったのと、英語が苦手だったので、少しでも英語に触れていないと不安でした(´ε`;)
特に英語は当たり前ですが語学なので、毎日触れることが上達への近道だと思います。
休みの日にガッツリ時間をとって勉強するよりも、毎日少しでもいいので英語と触れるほうがはるかに学習効果が高いです。
そのために、ブ厚くて長い文章を扱う参考書を買ってやるよりも、薄くて短い文章が入っている参考書をやる方がわずかな時間に勉強するにはちょうど良いです。
*もちろん、英語力に自信がある人は、興味のある分野の論文を読んだり、英語の教科書を読んだりしても良いでしょう。それでもなるべく毎日触れることは同じく重要です。
通勤の電車内、夜寝る前、朝起きてから…とにかく毎日英語に触れることをクセにしましょう。
やり続けることで、できなかった日があるとすごい違和感や不安感が出始めますが、そうなったらもう完全に習慣化されているので、その後の英語力はさらに伸びていきます。
僕が続けられた勉強法
勉強を始めた頃僕は、文法はある程度理解していたのですが、単語力が絶望的な状態でした…(´Д`;;)
単語を定着させるためにいろいろなことを試しました。
単語カードを作ってみたり、単語帳を作ってみたり、大学受験向けの英単語の参考書を買ってみたり…どれもしっくりこなかったし、単語力の定着には至りませんでした。
何より、効率が悪いんですよね。。大学受験とかであれば、単語力それ自体も重要ですが、前回のシリーズでも説明していますが、大学院受験(大学院に入学してからも!)に重要なのは読解力なのです。
ですので、単語力強化→読解力強化という2段構えの勉強法では、時間のない看護師さんには非効率です。僕のように、ある程度文法が理解できているなら、読解しながら単語力もつける勉強法を選択するのがオススメです!
①PubMedやGoogle Scholarを使い、自分の興味のある分野の論文を調べます。多くはアブストラクトが公開されていて、最近は全文をpdfで公開している論文もあります。自分の興味のある分野の論文を読むことは、ただでさえ苦痛(?)な英語を読む作業を少しでも楽しくさせるとともに、小論文や面接対策も同時にしてしまおうという魂胆なのです!
②論文のアブストラクトを読む理由は、論文1本読んだ方が内容も理解できるし、論文の流れを理解できるので良いのですが、長すぎる文章は気分が乗らない時にやりたくなくなり、継続力に影響を及ぼします。ですので、ストレスなく、かつ文章の理解も深められるのがアブストラクトの読解というわけです。論文のアブストラクトは、著者がその論文の背景や目的、結果をわかりやすくまとめたものですので、難しすぎる文章もなく読みやすいです。
③論文を読む中でわからない単語はしっかりとメモしておきましょう。一度字に書くと記憶に留まりやすくなりますし、勉強していて「あれ、この単語見たことある…前もわからなくて調べたな…」というとき、いちいち辞書を引く手間を省けますし、自分で書いた字を辞書がわりに引くことでさらに記憶に留まりやすくなります。
④論文を読んだら、その内容についてメモしておきましょう。メモをせずに読んでも良いのですが、受験では時間内にそれなりの長さの文章を読んで問題に答える必要があるので、「ポイントはどこか?」と考えながら読む必要があります。ポイントを捉えるために、内容についてメモする癖はつけておいた方が良いでしょう。
さて、僕が実際にやっていた勉強法の一部について紹介しました。今後も大学院の勉強方法について紹介したいと思います。