僕が大学院に進学した理由と経緯

こんにちは(^^)

大学院では、今年度後期日程がはじまりました。

学部の3年生は実習がはじまり、4年生は卒論が佳境を迎えています。

学部生の指導とともに、僕も年明けの修論審査会に向けてギアチェンジしなければなりません…( ;∀;)

さて、今回は理論系は置いておいて、久しぶりに自分のことを書いていこうと思います。看護師としてのキャリア選択で、大学院を考えている方に参考になればと思います。

大学院を考えていない人も、いちナースマンの選択について、へぇ〜って感じで見ていただけると幸いです(*´-`)




#経歴と現在の専攻、研究テーマを教えてください。

都立病院の小児科で5年間勤務して大学院に進学しました。今は看護管理を専攻しています。研究室テーマは看護師の労働環境や人間関係がテーマです。

指導教授の専門も看護管理ですが、研究室は学部の領域でいうと高齢者領域の研究室にいますので、他のメンバーには高齢者についての研究をしている人もいます。

#さまざまなテーマについて研究している方がいるんですね。

はい。実は看護管理と高齢者領域は、非常に親和性のあるテーマだと思っています。

ご存知の通り、日本は世界に類をみない高齢社会です。この高齢社会を支えるには、医療、とかく看護の力が必須です。看護師の労働環境を良くし、人材流出をいかに止めるか、現場の看護師がいかにハッピーで活気良く仕事と生活を営めるかが、患者のアウトカムを高め、ひいては高齢社会を支えることにつながると思っています。また、高齢者のケアシステムを考える上でも、看護管理の視点は外せない要素になってきます。

#小児科から高齢者領域に入るのは戸惑いなどはありませんでしたか?

専攻が看護管理なので、そこまでの戸惑いはありませんでした。指導教授も受け入れてくれましたし。

臨床的な視点でいうと、小児も高齢者も共通点が多いです。それは、全身の観察が必須でだという点です。小児も高齢者も、どんな疾患の方でも呼吸器や循環器、筋骨格など、さまざまな視点でのアセスメントが必要となります。非常勤で老人ホームで勤務していますが、小児科での経験が存分に活かされていると感じています。




#看護管理、労働環境をテーマに選んだ理由はなんですか?

僕は中学生の頃から看護師なりたいと思っていましたし、実際働いてみてすごくやりがいのある、楽しい仕事だと感じました。それは、素晴らしい患者や家族との出会いもそうですが、素晴らしい同僚がいて、看護の楽しさを教えてくれたからだと思っています。こうした現場の素晴らしい看護を支えるには、まずは看護師がハッピーでいることが必要だと考えたからです。

様々な制度が徐々に整備されつつありますが、実際の肌感覚として働きやすくなったと感じる看護師は少ないように感じます。それは、実際にいろいろな背景を持った看護師が、働き方に対してどのようなニーズを持っているのかが把握できていないのではないかと思います。それに加え、看護師の職場は厳格なシフト管理された環境ということもあり、働き方を自由に選択できる余地が少ないこともあります。同調圧力によって、休みたいのに休めない、制度を利用したいのに申し訳ない、といった制度以外の人間関係に依存する要因もあるのではないでしょうか。そういった要因を包括的に検証して、より働きやすい職場への示唆を得て、本当の意味でのダーバーシティを実現したいと思っています。

#今の大学院を選んだ理由はなんですか?

選択肢として、経済的に余裕があまりなかったので、国公立大学に絞って進学先を探しました。何個か研究室訪問をしましたが、その中である先生から現在の教授のことを伺い、実際に会いに行きました。そこが今の研究室なのですが、教授の研究テーマが自分の興味と合っていて、ここでなら成長できるかな、と感じました。

#研究室を選ぶときのポイントはありますが?

進学先の選択は、就職の時と似ています。以前のブログでも研究室選択についてのポイントを書いていますが、指導教授のテーマは大切です。また、先輩たちのテーマや、研究室の雰囲気も重要です。入学すると複数年その組織に属することになります。テーマが似通っていないと、自分の研究に対し有用な助言が得られない可能性もありますし、指導教授や他の院生との関係不良で研究室を移動する、なんて話も珍しくありません。最初の訪問で見極めるのはなかなか難しいですが、いろいろ話をしてみると良いと思います。

#将来はどのようにキャリアアップしたいと考えていますか?

大学や行政といった研究機関で研究を続けていきたいと考えています。いずれにせよ、研究的な視点や行政・政策的な視点で看護師の労働環境を良くする立場で活動したいと思います。

#最後に、何かひとことお願いします。

看護師は、意外といろいろなキャリアアップの方法があります。ケアプロさんに代表されるように、高齢社会を迎えるにあたっては既存の医療機関以外で看護職が活躍することが地域の健康増進につながると考えています。いろいろな転職サイトや紹介会社があり、アドバイザーが転職の相談に乗ってくれますが、キャリアデザインの相談をしてくれるところは少ないと感じます。少し視野を広げてみると、様々なキャリアを歩んでいる人がいるので、そういった人と話してみるとさらに選択肢が広がると思います。

現場で働く看護師さんは本当に尊敬しています。そんな方々が働きやすい職場になるよう、少しでも力になれたらと思います。

 

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